FTK フォージテックカワベ株式会社

Hot forging

熱間鍛造(一般鍛造品)

熱間鍛造は、金属材料を高温で加熱した状態で圧力をかける鍛造工法です。

鋼材を1100℃~1250℃の高温に熱して柔らかくすることで、形状を容易に変形させることができます。この鍛造製造プロセスは、部品の強度と形状変形時の応力に対する靭性を向上させます。

熱間鍛造品は、自動車産業やエネルギー産業、航空宇宙産業などのさまざまな産業で広く使用されています。
この工法は、大量生産に適しており、高い生産性を実現します。

熱間鍛造(一般鍛造品)の主な製品

製造例

自動車部品
トラック部品
産業用機械部品
建設機械部品
…etc

お客様のご要望にお応えします

・VA提案を実行したい。
・検討中の部品の製造可否を相談したい。
・サプライヤーの集約を図りたい。
・今まで依頼していた企業が縮小、廃業してしまった。
・複雑な形状の部品に対応できる取引先を探している。
・自社製作していた部品を移管したい。

お客様のものづくりを、
これまで培ってきたノウハウと
高度な技術力でサポート。
様々なニーズに柔軟に対応し、
最適なソリューションを提供いたします。

熱間鍛造(一般鍛造品)の特徴

Feature 01

密閉鍛造(閉塞鍛造)

当社は、熱間鍛造の中でも、精密部品や高品質製品の生産に向いている「密閉鍛造」の技術を採用しています。この技術では、質量を正確にコントロールするため、通常の鍛造のように材料が金型からはみ出ることがありません。

そのため、後工程でバリを取り除く必要がなく、製造プロセスがより効率的に行われます。また、材料も完成品とほぼ同質量となるため、バリの部分の材料を節約することができます。

Feature 02

自動化が難しい鍛造品を取り扱い

生産ラインの自動化は理想的ですが、機械の導入コストを考慮すると、大量生産でなければ採算上のメリットが得られません。また、どんな機械でも長所と短所があり、自動化の難しい作業が存在することも事実です。フォージテックカワベの鍛造技術は、自動化以前から長年培ってきた技術と経験が基盤となっています。

常に製品に合わせた適正な工法を選択し、自動化だけに頼らない柔軟な発想力で、顧客のニーズに迅速かつ適切に対応することができます。

Feature 03

2工程で密閉鍛造ができる(少ない工程で製品化)

成型工程は約3回行い完成させるのが一般的ですが、フォージテックカワベでは、多くの場合2回で高品質な製品を完成させます。これにより、製造工程から納品までの時間が短縮され、コスト削減につながる可能性があります。

当社は、生産効率を最適化するために、製品の適正な工数を見極め、品質、コスト、時間のバランスの最良を提案しています。

熱間鍛造(一般鍛造品)の設備

2800T プレスライン
2500T プレスライン
2000T プレスライン
1600T プレスライン
1000T プレスライン
700T プレスライン
600T シャー切断機
450T シャー切断機
丸ノコ切断機
ショットブラスト
ハンガーショット

生産技術についてもっと詳しく

熱間鍛造(一般鍛造品)

熱間鍛造(一般鍛造品)

金属材料を1100℃~1250℃程の高温で柔らかくし、プレスの圧力によって成形します。形状を容易に変えることができます。

冷間鍛造

冷間鍛造

冷間鍛造は、プレス機を使用し常温で金属に圧力を加えます。熱間鍛造より高い強度と寸法精度が実現できます。

複合鍛造(精密鍛造品)

複合鍛造(精密鍛造品)

密閉鍛造構造をベースに熱間鍛造と冷間鍛造の複合工法を用いて精密鍛造化を実現します。コストダウンや部品の高機能化に対応できる工法です。

機械加工

機械加工

素形材から2次加工まで、社内一貫生産できる工場設備を整えています。輸送コストや人的管理コストの大幅削減と納期短縮に貢献します。

熱処理

熱処理

熱処理の内製化により自社で製品の性能を調整することができます。鋼材の特性とお客様のニーズに応じた製品を提供することが可能です。

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